『北海道で人気の七夕祭りやイベントを知りたい!』
『開催時期やイベント内容は??』
子供たちが大好きな七夕の日がもうすぐやってきますね。
織姫と彦星が1年に1度だけ出会える、七夕物語の伝説は多くの方がご存知ですね。
参考元 http://ksgru.com
一般的な七夕の時期は7月7日にイベントや行事が行われます。
しかし、北海道の一部の地域では、1カ月遅れの8月7日に七夕のイベントを行う地域もありますよ。
今回は、北海道の七夕について、
- 7月の北海道の七夕イベント
- 8月の北海道の七夕イベント
- 北海道の七夕の風習「ローソクもらい」
- なぜ、8月に七夕まつりが開催されるの?
4つに分けて紹介していきます。
7月の北海道の七夕イベント
五稜郭(ごりょうかく)タワー
参考元:http://blog.livedoor.jp/
7月に開催される北海道の七夕イベントは、函館市にある五稜郭タワー。
1階のアトリウムには、短冊を飾れるコーナーがあるので、ぜひ願い事を飾ってくださいね。
また、7月7日13時〜18時は、「五稜郭財宝すくい」も開催。
北海道独自の風習である「ろうそくもらいの歌」を歌って小判やキラキラの宝石、お菓子をゲットしちゃおう!
同日の16時からイメージキャラクターである「GO太」くんも登場し、会場を盛り上げます。
また、七夕イベント以外でも、五稜郭タワーの展望台からは北海道の街並みや夜景を眺めたり、歴史を学べる「五稜郭歴史回廊」もあり、北海道の観光スポットとしても人気です。
8月の北海道の七夕イベント
帯広七夕まつり
1つ目の8月に開催される北海道の七夕イベントは、「帯広七夕まつり」。
帯広市の広小路商店街で開催され、北海道内で最大級の規模を誇る七夕イベントとして人気がありますよ。
七夕のお祭り期間中は、色とりどりの七夕飾りが商店街のアーケードを華やかに彩ります。
本場仙台にも負けない、道内最大規模の七夕まつり。
期間中はたくさんの出店を予定している他、カラオケ大会やチビッコが夢中になるゲームなど、お楽しみ企画も計画中です!
七夕の夕べ花火大会
2つめの8月に開催される北海道の七夕イベントは、ニセコ町運動公園で行われる「小さなふるさとづくり七夕の夕べ花火大会」。
七夕のイベントには珍しい1,500発の花火が打ち上げられ、ニセコ運動公園内には、焼鳥屋・ビール・かき氷をはじめ、さまざまな露店が並んで、夏の夜空と共に七夕祭りの雰囲気が楽しめます。
HPで最新情報が上がっていないか随時確認してみてください。
例年の七夕のイベントには、
- 菓子まき
- ペットボトルロケット
- 熱気球フライト体験
など、子供向けのイベントが盛りだくさんで賑わいをみせていますよ。
烈夏七夕まつり
3つ目の8月に開催される北海道の七夕イベントは、旭川市の「烈夏七夕まつり」。
1991年に、「北海道旭川の顔になる新しい夏まつりを百年後に伝えよう」を、テーマに誕生した七夕のお祭りです。
毎年さまざまな工夫や変化を重ねて進化しています。
2024年の七夕イベントは、
- 太鼓よさこいフェスティバル
- 大太鼓カムイの参加
- ダイナミックな山車の連行
- 山車コンテスト
- 5条通りでの感動的なフィナーレ
など、ダイナミックで迫力のあるイベントが七夕の日に見れます。
毎年5条通りでは、感動的なフィナーレが演出される予定ですのでお見逃しなく!
参考元 https://asahikawa.hokkaido-np.co.jp/
北海道旭川の熱いお祭りである、「烈夏七夕まつり」に参加して、夏の暑さを吹き飛ばせる、8月開催の北海道の七夕イベントでぜひおすすめですよ。
また「烈夏七夕まつり」は、旭川夏まつりの1つでその他にも、
- 道新納涼花火大会
- YOSAKOI ソーランナイト(HPはこちら)
- ディスコナイト(FaceBookはこちら)
など数々のお祭りやイベントが、開催されていますので、詳細は、こちらをクリックしてご確認下さい。
銀座七夕まつり
参考元:https://twitter.com/
4つ目の8月に開催される北海道の七夕イベントは、旭川市の「銀座七夕まつり」。
東北三大祭りの一つ、「仙台七夕まつり」にあやかって、旭川の銀座商店街で開催される七夕のお祭りですよ。
旭川市の「銀座仲見世通り」には、たくさんの七夕飾りが並んで訪れた人々を魅了し、仙台に行かずとも「仙台七夕まつり」が体験できる、旭川市で人気の七夕まつりになっています。
地域密着型ならではの、温かい手作り感のある銀座七夕まつりは、8月開催の北海道の七夕イベントでおすすめです。
北海道独自の七夕の風習とは?
参考元 https://www.huffingtonpost.jp
北海道の七夕では、本州とは違い、現在でも行われている独自の風習があります。
それは「ローソクもらい」です。
それでは、北海道の七夕独自の風習について、
- ローソクもらいとは?
- ローソクもらいの由来とは?
- ローソクもらいの風習は?
- 各地域のローソクもらいの歌詞は?
4つに分けて紹介していきます。
ローソクもらいとは?
参考元 http://www.worldfolksong.com
北海道の七夕独自の風習である「ローソクもらい」とは、ハロウィンによく似たイベントです。
ローソクもらいの由来は?
青森の津軽地方は戦前まで、ねぶた祭りの照明がローソクだったため、ねぶた祭りの前になるとご近所を回ってローソクをもらい歩いてたそうです。
北海道のローソクもらいと共通点が多いことから、津軽地方のねぶた祭から伝わった説が有力とされていますよ。
現在のローソクもらいは?
その他多くの地域では、8月7日にローソクもらいを実施しています。
現在のローソクもらいの催しは、子供会や学童などが主催の中心となり、7~8人ぐらいのグループを作ってもらい歩くことが一般的です。
また、火災のリスクを考えて、現在の提灯はローソクではなく、
- マグライト
- LEDライト
これらを使用して、灯りを灯している自治体が多いですよ。
各地域のローソクもらいの歌詞は?
主に北海道の、
- 札幌近郊
- 室蘭市
- 登別市
- 旭川市
- 釧路市
などのローソクもらいの歌詞は、
「ローソク出ーせー出ーせーよ。出ーさないと、かっちゃくぞー!おまけにー噛み付くぞー」が一般的です。
しかし北海道の函館市などは、
「竹に短冊七夕まつり。大いに祝おう!ローソク1本ちょうだいな」
北海道の小樽市などは、
「今年、豊作七夕まつり!ローソク出ーせー出ーせーよ。出ーさないと、かっちゃくぞー!おまけにー食っつくぞ!商売繁盛、だーせーだーせーだーせーよー」
などなど地域によって、伝統のローソクもらいの歌詞があります。
北海道の七夕の夜にはさまざまな地域を巡って、この「ローソクもらい」を見学・観覧するのも楽しそうですね。
なぜ北海道は8月7日に七夕を行うのか?
参考元 https://hokkaidofan.com
それでは最後に、なぜ8月7日に北海道では七夕のお祭りをするのか?紹介します。
その理由は簡単で、旧暦と新暦の違いがあるからです。
七夕とは本来、旧暦の「7月7日」に行われていました。
現在は新暦になり、北海道以外の日本全国では、新暦の7月7日に合わせて七夕を行う風習になっています。
しかし、北海道の一部地域では現在でも旧暦の7月7日のままで、すなわち新暦の8月7日に七夕のお祭りを開催しています。
ただ、厳密に旧暦7月7日というと毎年変動してややこしいので、分かりやすく新暦の1ヶ月遅れの8月7日に七夕を行っているのですね。
北海道全域で8月7日に七夕祭をしているわけではなく、北海道の「根室」や「道南」エリアは7月に七夕まつりを実施しているのでご注意ください。
七夕に関する記事
北海道の七夕イベントまとめ
北海道の七夕に関する情報は参考になりましたでしょうか?
他の地域とは違い北海道の8月には、たくさんの七夕まつりやイベントがありますね。
子供たちと夏休みの思い出を作るいいチャンスではないでしょうか?
北海道に伝わる独自の文化である「ローソクもらい」を親子一緒に楽しんで、未来へ伝えていきたいですね。
今回は、北海道の七夕について、
- 7月の北海道の七夕イベント
- 8月の北海道の七夕イベント
- 北海道の七夕の風習
- なぜ、8月に七夕まつりが開催されるの?
4つに分けて紹介しました。